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藍水社、岐阜市東部の芥見地域を中心にした愛好者で結社。芥見は大宝二年(七〇二)各牟(務)郡八郷の一つに数えられた岐阜市でも最も早く開かれた歴史ある地区。現在は会員数十八名と樗流会最多の会員数を誇る。
清水庵亀山麗花雅、立机式は平成二十六年十月で、八仙斉泉水宗家の襲統式と同時期に行った。宗家とは詩吟でも同じ会派に所属し研鑽した中であり、狂俳においても、その薫陶を受けることになった。
歴史ある芥見地区でも三十六代を誇る亀山家に嫁して約六十年。芥見地区の母とも言われる存在。
藍水社の歴史は明治に遡る。昨年立机した二世寿雅院則天雅の父君、寿雅院呑界雅の記録によると、社で初めて立机式を行ったのは、明治四十四年とある。
このように歴史が古い故に、麗花雅、則天雅、秀月雅、優花雅と二代続く会員であり、三代目の出現が期待されているところである。
実は、玉田和楽県会議員も二代続く会員であり、八藤錦尚市会議員は、夫婦仲良く会員となり、例会にも参加し現在研鑽中である。
毎月の例会は、八仙斉宗家、華泉大人、麗花大人の指導を受けて行われた来た。その指導のよろしきを得て、昨年十月に桂花雅、則天雅、詠月雅、文月雅と四人が一度に立机したことは記憶に新しいところである。
また学校狂俳にも力を入れており、地元の芥見小学校、藍川小学校、芥見東中学校と三校もの学校でふるさと学習などの授業において毎年指導をしている。
学校での発表はもちろん、芥見公民館での文化祭やメディアコスモス狂俳顕彰行灯まつりにも出店している。
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