ホーム›狂俳日々徒然› 行灯祭り, 陶吟社, 文化活動 › 行灯まつり 瑞浪市稲津町 稲津町民夏まつり
瑞浪市は、昭和二十九年に稲津村ほか近隣の七つの村が合併して誕生した。瑞浪市稲津町は、小里と萩原の大字からなる。
土岐家や織田信長ゆかりの小里城跡や、標高七九四メートルの屏風山があり、恵那や岩村にも通じる交通の要衝であり、陶器用の陶土の産地として栄えた自然や歴史に恵まれた風光明媚な町である。
その昔、稲荷神社の初午大祭は盛大に行われ、百年の歴史を誇る狂俳の行灯祭りはここで行われていたそうである。現在は、稲津町公民館の夏祭りの一環で、百基の狂俳行灯が飾られ、盛大に行われている。
その規模は県内でも大きいもので、東海樗流会に所属はしてはいないが、会員十五名ほどが毎年句を作り、選ばれた百句が行灯に飾られ、町民の目を楽しませており、稲津町になくてはならない夏の風物詩となっている。
春に句を募集して七月の夏祭りにおいて発表がてら行灯に飾られる。お題は、「季節もの」として「花火」・「雪だるま」、「時事もの」として「新型コロナ」・「マスク」、「面白いもの」として「ええなぁ」・「どおさっせる」等の三種類出される。
狂俳画の名人もおられ、瑞浪市稲津町の稲津公民館で「稲津の巨匠 狂俳原画展」が、かつて開かれた。工藤さんは、平成2年から平成13年まで毎年90枚の「絵馬」を描き、初詣の参拝者に配布し、今も萩原八幡神社に飾られているほどである。狂俳からイメージを膨らませ、多くの挿絵を手掛けた工藤正明さん(当時84歳、稲津町萩原)の作品が好評を博したものであった。
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