岐阜調狂俳と俳句の研究

東海ちょりゅう

狂俳

“KYOHAI”

令和5年 狂俳発祥250年

To the next 300 years

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学校狂俳 大野町立中小学校

2022.04.26 961

歴史と特徴

沿革
明治6年 宝来村仏照寺境内に修身義校を開設
明治30年 公郷村外3ヵ村合併し鶯村となり、鶯尋常小学校と改称
大正9年 高等科を設置 鶯尋常高等小学校と改称
昭和22年 鶯小学校と改称 揖東中学校の分校設置
昭和31年 鶯村、大野町に合併 大野町立中小学校と改称する
昭和48年 創立100周年 新校歌制定
平成18年 県道徳奨励賞受賞
平成30年 学校環境衛生活動「特選校」受賞 ちゅうでん教育大賞受賞(ふるさと教育)

所在地 〒501-0555 岐阜県揖斐郡大野町大字公郷1661
校長 早野雅子先生
生徒数 百十二名

大野町は、濃尾平野の西北端にあり、西に揖斐川、東に根尾川が流れ、水と緑に囲まれた自然豊かな町です。中小学校区には水田や柿畑が広がり、遠方には揖斐の山々が連なり、その景観から恵まれた自然環境や季節の変化を感じる事ができます。また、かつての条里地割の跡が残る条里公園や、戦国時代の軍師竹中半兵衛生誕の地をはじめとする史跡も多く、歴史の重みや時代の移り変わりを身近に感じられる地域です。

「きもちのよい中小」活動の継続

「きれいな環境・もくもく掃除・チャレンジ挨拶・ノーチィイム・よい仲間づくり・いっぱい読書」これら6つの取組の頭文字を取って「きもちのよい中小」を合言葉にした活動を全校挙げて取組み、児童が主体となってよりよい環境と生活を創り出せるよう、本校の伝統的な活動の一つとして大切に継続してきました。

狂俳の活動

本校の伝統的な活動と言えば、地域の方にご協力・ご指導いただき、ふるさとの素晴らしさを様々に学ぶ「ふるさと学習」が挙げられます。

令和二年から六年生が、郷土文芸「狂俳」を学び、文化行事を体験しています。

大野町下座倉に住む十二世細味庵宇野佐巻宗家から、狂俳の特徴や作り方の指導を受け、子どもたちが初めて作る狂俳の作品にそれぞれアドバイスをいただきました。

二年目の昨年には、夏休みの課題として取り組んだ狂俳作品をもとに、秋季文芸大会を実施しました。児童三十人が十句ずつ投句し、三百の作品の中から六十句が選ばれ、順に発表されました。

選者の佐巻先生が拍子木を打ちながら朗々とお題と句を詠みあげられ短冊が作者に届けられると、どの子どもたちもとてもうれしそうでした。日ごろの授業と一味違ったわくわくした気持ちで楽しいひと時となりました。


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